92319 キャリア・ガイダンス研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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浦上 昌則 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | 現代は、生き方を決めることが難しい時代といわれ、その難しさゆえにキャリア発達を援助・促進することが求められている。これに応える研究領域の一つがキャリア・ガイダンス研究である。良いキャリア選択・決定のためには、自分を知り、進路先を含めた社会環境を知り、その両者をうまく一致させる方法を学ぶことが重要であると指摘されている。このような点は、生きる力の育成や総合的な学習の時間など学校教育界の動向、特に進路指導とも深くかかわる問題である。本科目では、特性、因子理論、キャリア発達理論、社会的学習理論、意思決定理論などキャリア・ガイダンスを支える理論的背景について理解を深める。さらには、事例を参照し批判的に検討することを通して、より効果的なガイダンスを計画できる力を養う。 |
講義計画 | 本講義は、理論の解説と理解、事例検討およびガイダンスの設計を中心に行う。 理論の解説については、以下の各理論をあつかう。 ・因子特性理論(ホランドの理論を含む) ・キャリア発達理論 ・社会的学習理論 ・シャインの理論 ・意思決定理論 なお、テキスト等にはキャリアカウンセリングの書籍を用いるが、本講義があつかうものは、1対1のカウンセリング場面ではなく、それをも含むガイダンスの設計である。 |
評価方法 | 授業への参加状況と、レポートによる。 |
テキスト | 授業開始時に指示する。 |
その他 | 授業開始までに、渡辺三枝子・E.L.ハー著「キャリアカウンセリング入門」(ナカニシヤ出版 2001)を通読しておくこと。 |