南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
松永 隆
講義題目
開講キャンパス
講義内容  コンピュータとインターネットによって様々なツール、教育・研究環境が提供されている。第二言語教育研究、教育、学習をサポートしてくれるソフトウェアとインターネットサービスを使いこなすトレーニングを行いながら、コンピュータで何ができるのか、何を効果的に実現できるのか検討したい。インターネットを活用した第二言語教育と研究、第二言語教育用ソフトウェアの活用、テキストデータベースからのコンコーダンス作成、情報公開の技法としてホームページ作成に関する技術を中心に実習しながら学んでいく。
講義計画  コンピュータを活用した英語・日本語教育のあり方を概観した後、第2言語教育研究法に焦点を当て、自己教育能力の改善とよりよい教育環境の構築へ向けたリサーチのあり方を考察する。研究方法には大きく質的研究と計量的研究があるが、特に計量的な研究方法を取り上げ、アンケートによるデータ収集と解析について実習指導を行なう。次の項目を取り上げ、PCルームにおいて講義と実習を並行して行なう。
 1)第2言語教育研究のあり方
 2)データの種類と統計的手法
 3)データの要約(記述統計)とブレゼンテーション方法
 4)パラメトリック、ノンパラメトリック検定各種を用いた推計統計の手法
 5)研究論文における分析結果報告の仕方
評価方法 クラスでのディスカッション、プレゼンテーション、データ分析レポートを総合的に評価する。
テキスト 内田 治(著)『すぐわかるSPSSによるアンケートの調査・集計・解析』東京図書 2002年
Brace, N., Kemp, R., & Rosemary S. (2000). SPSS for psychologists: A guide to data analysis using SPSS for Windows. Lawrence Erlbaum Associates.
Brown, J. D. (2001). Using surveys in language programs. Cambridge: Cambridge Universtiy Press.
管 民郎(著)『アンケートデータの分析』現代数学社 1998年
前田啓朗、山森光陽(著)『英語教師のための教育データ分析入門』大修館書店 2004年
その他