南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
藤原 雅憲
講義題目
開講キャンパス
講義内容  日本語を母語に持つわれわれが受けた国文法と、言語を理論的に分析する言語学・日本語学の文法、そして、他言語を母語に持つ日本語学習者に教える時に用いられる日本語教育文法の三つの文法の異同を明らかにし、外国語として日本語を教育する者が身に付けるべき日本語教育文法、特に初級レベルの日本語を教える場合の文法を習得することを目的とする。主な初級文法項目、その中の類似表現の異同、ウチとソトの概念、視点の概念、新旧情報の概念、談話文法などの理解を深め、コンテクストを十分考慮した、分かりやすい日本語文法教育の方法を研究する。
講義計画  日本語学習者のための日本語教育文法に焦点を当て、文法習得上の諸問題について論ずる。指定のテキストを講読し、教育文法の体系を身に付けることを目標とする。難解なテキストであるが、一人一人我慢強く挑戦していただきたい。
前半:序章から7章を扱う
後半:8章から16章を扱う
随時、参考文献を指示する。
評価方法 (1)出席、(2)平常点、(3)レポーターとしての役割、(4)レポート、(5)最終試験、の5点を評価の対象とする。
テキスト E. H. Jorden. Japanese: The Spoken Japanese, Yale University Press.
その他 テキストは英語で書かれている。その点に留意のこと。