93001 地域研究方法論
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必 |
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春学期 |
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櫻井 進 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | 現代の国際社会においては各地域の文化的・社会的特質を個別的に理解することが必要であるだけではなく、地域の相互関係を踏まえた理解が求められている。また、文化間の接触と衝突といった事態に含まれるダイナミズムを認識し、文化的・社会的共生のあり方を模索することが枢要の課題となっている。本講義では、そういった認識を踏まえながら、近代世界システム論、ポスト・コロニアリズム、カルチュラル・スタディーズ、ジェンダー論などの理論的研究の持つ意味を議論しながら、一義的な文化的同一性や本質主義に還元しないかたちでの地域研究の方法論を模索する。 |
講義計画 | 第1回 ガイダンス 第2回 地域文化研究の現在:グローバリゼーションのもとでディシプリンや地域をこえた地域研究の方 法論の可能性を模索する。 第3回・第4回 世界システム論の批判的検討:ウォラーシュタインの世界システム論を読む 第5回・第6回 地域システムの中の文化的・社会的階層化:批判的知性の可能性−ブルデューを読む 第7回・第8回 開発学からみた地域研究方法論 第9回・第10回 植民地主義とジェンダー:第3世界への視点 第11回・第12回・第13回 新たな地域研究方法論の模索:地域と世界をどうつなぐか、階層的・ジェンダー的分断をどう乗り越えるのか |
評価方法 | 講義への参加(50%)、小レポート(50%) |
テキスト | 講義中に適宜指示する。 |
その他 |