93172 研究指導I
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必 |
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秋学期 |
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2 |
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原 不二夫 |
講義題目 | 東南アジア華人社会研究 |
開講キャンパス | |
講義内容 | 研究指導Iにおいては、修士論文に向けて具体的な研究課題を模索し、フィールドの調査と分析を行い、研究史の整理とデータの集積・分析のスキルを深化させ、今後展開すべきテーマを焦点化する。 |
講義計画 | 大きく3段階に分けて授業を進める。 第1段階では、東南アジア各国の華人社会の形成、発展、変容過程、現状を概観する。第2段階では、戦後から1970年代半ばまでの各国の反政府武装闘争について略述する。その多くにおいて華人が主力となり、中国政府の強い支持を受けていたため、東南アジアの国際関係に大きな影響を及ぼしていたからである。この間に各人が教員と充分に協議し研究課題を設定する。第3段階では、各人が設定した課題について研究発表を行ってもらい、どのように研究を進めるべきかをともに検討する。 各回の講義内容は下記の通り。 1. 華人社会の形成 2. 民族主義の発展 3. 「大東亜戦争」と独立国家の誕生 4. 華人社会の現状 5. 反政府勢力の誕生と華人 6. 武装闘争 7. 中国と反政府闘争 8. 中国・東南アジア政府間関係の修復 9. 研究発表 10. 同 11. 同 12. 同 |
評価方法 | レポート |
テキスト | 原『マラヤ華僑と中国』龍渓書舎 2001年(抜粋版) |
その他 |