南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
原 不二夫
講義題目 東南アジア華人社会研究
開講キャンパス
講義内容  研究指導Iにおいては、修士論文に向けて具体的な研究課題を模索し、フィールドの調査と分析を行い、研究史の整理とデータの集積・分析のスキルを深化させ、今後展開すべきテーマを焦点化する。
講義計画 大きく3段階に分けて授業を進める。
第1段階では、東南アジア各国の華人社会の形成、発展、変容過程、現状を概観する。第2段階では、戦後から1970年代半ばまでの各国の反政府武装闘争について略述する。その多くにおいて華人が主力となり、中国政府の強い支持を受けていたため、東南アジアの国際関係に大きな影響を及ぼしていたからである。この間に各人が教員と充分に協議し研究課題を設定する。第3段階では、各人が設定した課題について研究発表を行ってもらい、どのように研究を進めるべきかをともに検討する。

各回の講義内容は下記の通り。
1. 華人社会の形成  
2. 民族主義の発展  
3. 「大東亜戦争」と独立国家の誕生  
4. 華人社会の現状  
5. 反政府勢力の誕生と華人  
6. 武装闘争  
7. 中国と反政府闘争  
8. 中国・東南アジア政府間関係の修復  
9. 研究発表  
10.   同
11.   同
12.   同
評価方法 レポート
テキスト 原『マラヤ華僑と中国』龍渓書舎 2001年(抜粋版)
その他