南山大学　シラバス検索用

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履修対象学科	全
副題
講義内容	人間とは何なのかという問いは、あらゆる人間が直面する根本的問題である。聖書もこの問題を提起している。人間とは何かの答えは聖書全体において模索されているが、「創世記」の創造物語がその中心的箇所となる。そこでは人間が神に「かたどり」、「似せて」創造されたと語られている。これは人間を神の似姿として規定するキリスト教の人間論の根拠となる。　本講義では、旧約聖書と新約聖書に描かれている人間観を明らかにした後、その人間観はギリシャ哲学と出会うことにより、どのような変貌を遂げ、展開していたかを検討する。
講義計画	１．聖書的人間観２．キリスト教とギリシャ哲学との出会い３．初期キリスト教の人間理解４．中世思想における人間観５．近代ヒューマニズムにおける人間観
評価方法	講義への参加度とレポートにより評価する。
テキスト	聖書と講義の中で紹介する。
その他