南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
von FRAGSTEIN Harald
生野 芳徳
他の科目との関連
履修対象学科 原則として総合政策
副題 ドイツ語基礎文法・ドイツ語コミュニケーション
講義内容 この授業は、日本人とドイツ人がそれぞれ週2回ずつ担当します。
日本人教員の授業では、ドイツ語の基礎的な文法知識とその運用能力を養うことを目指し、ドイツ人担当の授業では、口頭でのコミュニケーション能力の獲得に主眼を置きますが、いずれの授業でも、文法的練習、作文、発音練習、会話練習、聞き取りの練習を行います。

ドイツ語の文法構造は、明快で分かりやすいので、非常に学びやすい言語ですが、名詞類の「格変化」が、英語から学び始めている皆さんには、目新しいことです。これは、冠詞類と名詞がその形を変えることで、「が、の、に、を」を示す働きをすることです。これのおかげで、名詞類の文中で文法的役割が、つねに明示されるので、ドイツ語の文は非常に分かりやすいものになります。動詞の変化は非常に単純なので、あまり苦労することはありません。
講義計画 文法事項としては、動詞の現在人称変化、過去人称変化、話法の助動詞、時制(未来形、過去形、現在完了形など)、分離動詞、名詞、代名詞の格変化、付加語形容詞の変化、関係文、条件文、間接話法などの副文(従属節)を中心的に扱います。(不定詞句、形容詞の比較などは、および接続法の運用練習は、秋学期に行います。)
ドイツ人担当のクラスでは、とにかく積極的に話し、参加してください。ゲームを交えて、楽しく生きたドイツ語を身につけましょう。
日本人担当のクラスでは、文法練習を多量に行います。基礎的な能力をしっかり養って、早く独り立ちしましょう。
評価方法 日本人教員のクラスでは、学期中に行う小テストと学期末の筆記試験に基づいて評価します。
ドイツ人教員のクラスでは、授業中の口頭練習への参加度、各時間の小テストに基づいて評価します。評価は、両クラスの総合評価です。
テキスト von Fragstein(フォン・フラークシュタイン)は、自作教材を配布します。
生野(Ubuno)のクラスでは、下記の文法書を教科書をして購入してください。
文法教科書:岩崎英二郎『練習問題本位・ドイツ語初歩文法』(三訂版) 第三書房
その他