06511 知識・言語と情報社会 (情報倫理)
|
選必 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
奥田 太郎 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 情報という視点から倫理を考える |
講義内容 | コンピュータとネットワークというテクノロジーの登場により、わたしたちの生活は「情報」なるものと密接に関わりをもちはじめている。そして、そこに生じる問題は、コンピュータとネットワークの「使い方」を越えて、そうしたテクノロジーとともに生きるわたしたちの「生き方」や「社会のあり方」にまで及んでくる。現代に生きるわたしたちは、そのような問題について考察し、理解を深めるとともに、自分たちの「生き方」や「社会のあり方」のあるべき姿を模索してゆく必要がある。そこで、本講義では、「情報」をキーワードとしてそうした考察、理解、模索を受講者とともにおこなう。 |
講義計画 | 受講者には、いくつかのチームに分かれて問題の考察、報告、討論をしてもらう。最初の3回でチーム結成、入門講義、担当メインテーマの決定などを行い、第4回から情報倫理に関する問題について講義、考察、報告発表、討論をおこなう。テーマは、最初の3回で聴取した受講者の関心に応じて決定する予定である。(ただし、受講者数に応じて適宜形態を変えることもある。)テーマ例:有害情報、プライバシー、知の所有、情報の共有、情報と医療、情報と組織活動など。 |
評価方法 | 平常点とレポート。 |
テキスト | 特に使用しない。参考書として、水谷雅彦『情報の倫理学』(丸善)、デボラ・ジョンソン『コンピュータ倫理学』(オーム社)を挙げておく。 【そ の 他】積極的に発言し議論する心づもりで受講すること。 |
その他 |