07002 哲学2
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
高畑 祐人 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
講義内容 | 今日、われわれと自然との関わり方が大きく問題とされている。しかし、われわれの自然への関わり方は、われわれの「自然」の捉え方によって規定されている。しかも、われわれの自然の捉え方は今日では本来的に西洋文化である自然科学によって大きく規定されている。しかし、西洋哲学思想史をひもとけば、たんに自然科学的な自然観だけが存在したのではないことが分かる。そこで、この講義では哲学思想史を「自然」の概念に注目して概説する。 |
講義計画 | 上記の目的のために以下のような順序で西洋哲学思想史を概説する。 1.神話的自然観—ギリシャ神話におけるプロメテウス— 2.ソクラテス以前の自然哲学 3.ソクラテス・プラトン 4.アリストテレス 5.キリスト教の自然観 6.デカルト・スピノザ 7.カント 8.シェリング 9.進化論的自然観 10.エコロジー的自然観 |
評価方法 | 学期末の筆記試験あるいはレポート |
テキスト | 特に指定しない。参考文献として シュヴェーグラー『西洋哲学史』上・下(岩波文庫)、レオポルド『野生の声が聞こえる』(講談社学術文庫)、エマソン『エマソン論文集』上(岩波文庫)などを挙げておく。講義の中でも適宜紹介していく。 |
その他 |