南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
李 大義
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 韓国・朝鮮語の講読によるコミュニケーションの円滑化
講義内容  本講義の目的は、ハングルへの講読力を高め、新聞や雑誌を読みこなす力を培うことである。朝鮮半島の文化の理解に基づいた言葉の特性を見つけ出し、大変楽しくて面白い韓国・朝鮮語の講読に挑戦する。
 朝鮮半島における政治、経済、文化などの関心事を取り上げ、魅力的な韓国・朝鮮語の講読を学ぶ。韓国・朝鮮語の参考図書(最新の時事関連記事を含む)における内容の理解と共に討論を通して、読解力および表現力を高める。簡単な韓国語の文を講読するために必要に応じては語彙や文法を学習する。時折、インターネット・ニュース、新聞や雑誌の記事を利用して最新の韓国の情報に触れるようにする。時には、各自が選んだテーマ文章を朗読する。そこから、朝鮮半島への理解を深めると同時にハングルの読解力を身につける。レジュメの読解と共に,韓国・朝鮮人の行動様式や思考様式などについても学習する。韓国のエピソード、童話や文化的な背景などの紹介もまじえながら時間をかけ、さらには面白い授業として徐々に進めていく。
講義計画 1.辞書を引きながら文章を読める練習
2.文法や基本表現の補充
3.選んだテーマを中心に韓国・朝鮮語での討論
4.新聞、雑誌、インターネットなどの記事中心の時事解説
5.簡単な文書の翻訳(日韓、韓日)
但し、講義で扱う詳細テーマは受講生のレベルを確認後、確定する。
評価方法 * 平常点(30点)、レポート(20点)、テスト(50点)を原則とする。
* 上記のほか、理論的に分かりやすく表現できる上位何人かには点数を上乗せする。
* 基本的に授業への姿勢、心得などは成績評価へ総合的に反映させる。
* 試験の成績には文書への理解度及び出席状況を加味して評価する。
* 正当な理由がないままで、レポートの提出期限に間に合わない場合には、減点とする。
* レポートの提出の際、ライティングの習慣をつける事を考慮して手書(ワープロやパソコンは不可)とする。
テキスト  テキストについては受講生と相談の上、決めることにする。但し、参考図書として、康仁善・金東俊『スタンダードハングル講座3 解釈、大修館書店』を勧める。

【そ の 他】 この科目を希望するには、韓国・朝鮮語の初級以上のレベルが望ましい。しかし、必要であれば、初級程度の文章であっても理解できるまで繰り返し説明をする。従って、初級レベルでも復習と予習を真面目に行う意欲があり、なおかつ、韓国語に関心がある学生なら、授業に十分ついていけるようにする。
その他