11341 地域文明論G(アフリカ)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜 |
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坂井 信三 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | アフリカ史の1万年 |
講義内容 | アフリカ大陸の中でもサハラ砂漠より南の「サハラ以南アフリカ」は、今日大きな政治的・経済的混乱の中にある。「アフリカはどうしよもなく遅れている」というのが大半の日本人の認識だろう。確かにアフリカ諸国は、貧困と政治的不安定を克服することができずに低迷しており、諸外国による援助もうまくいっているとは言い難い。 なぜアフリカはこのような状態に陥ったのか。講義では「アフリカ史の1万年」をふり返りながら、独自の歩みをもって展開してきたアフリカの文明の特性を明らかにし、それが西欧中心の近代世界に組み込まれることによって経験した変化を理解することを目的にする。 |
講義計画 | 1.アフリカ大陸概観 2.サハラの気候変動とアフリカの文化史(その1) 3.サハラの気候変動とアフリカの文化史(その2) 4.サハラの気候変動とアフリカの文化史(その3) 5.農耕・牧畜の大陸南半への展開 6.サハラ以南アフリカの文明の諸特徴 7.外の世界との交流(その1)アジア・イスラーム世界 8.外の世界との交流(その2)ヨーロッパとの接触 9.大西洋奴隷貿易(その1) 10.大西洋奴隷貿易(その2) 11.植民地化 12.独立後の諸問題 |
評価方法 | 定期試験による |
テキスト | 使用しない。毎回資料を配付する。 |
その他 |