11349 地域文明論K(中東)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜 |
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石川 真作 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | トルコ共和国における、ナショナリズム/エスニシティ/イスラーム |
講義内容 | 本講義では、トルコ共和国について、そのナショナリズムのあり方とエスニシティの実状およびそれらとイスラームとの関連を中心に論じたい。現在のトルコ共和国は、イスラームを統合原理とするオスマン帝国を前身とし、イスラーム世界に置いて「政教分離」を掲げた近代国民国家として再編された。その際の国民形成の過程は現在のエスニック関係に色濃く影響を及ぼしており、それはイスラームとの関連を抜きにしては理解することが難しいものである。その構造を理解することでトルコ社会およびイスラーム世界を理解する基礎的な認識枠組の構築を試みる。 |
講義計画 | 講義は概ね以下のテーマに沿って進めていく。 1. トルコ共和国の概況 2. オスマン帝国からトルコ共和国へ−イスラーム世界から国民国家へ 3. トルコ共和国の国民形成 4. トルコ共和国のエスニシティの現状 5. トルコにおけるイスラーム 6. ヨーロッパ在住ムスリムとしてのトルコ人 |
評価方法 | 学期末に論述による試験を行う。 |
テキスト | 特に指定しない。 参考書:『中東現代史I』永田雄三他編 山川出版社 |
その他 |