11501 国際社会と法A
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜 |
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岡田 泉 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 国際社会は、国家や個人、国際機構などさまざまな存在によって構成されています。そのうち、これまで重要な役割を果たしてきたのは、国家と国際機構でしょう。国家と国際機構は、国際法とよばれる法を創りだして、それにしたがって平和で豊かな社会を築こうとしてきました。この講義では、国際法の目標・課題にふくまれる「平和と安全の維持」そして「人権の保障」の分野で問題になるところを論じたいと思います。 |
講義計画 | 以下のような問題について論じる予定です。詳細な講義計画は、開講時に配布します。 (1) 国際法は国際平和の維持のためにどのようなルールを作成してきたのでしょうか。 (2) そのルールを守らせることに国連は充分な役割を果たしてきたのでしょうか。 (3) 平和のための軍事力規制(軍縮・軍備管理)はなぜ進んでいないのでしょうか。 (4) 国連や地域国際機構のなかで人権保障の努力はどのように進められてきたのでしょうか。 (5) 武力紛争のなかで人道的な悲劇が起こるのをさけるために国際法はどのような対応をしてきたのでしょうか。 |
評価方法 | 定期試験の成績によります。もしレポートを課することができたときは、その成績も加味します。受講態度を評価対象にすることもありえます。私語・遅刻・居眠り・飲食・「携帯」の操作は遠慮してください。これらは消極評価します。質問は積極評価することがありますので、遠慮しないでください。 |
テキスト | この講義の教科書はありません。講義には、毎回レジュメ・資料を配ります。国際法の一般的教科書や参考書、条約集は、開講時に紹介します。 |
その他 |