94241 途上国経済政策研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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上野 宏 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス |
講義内容 | 途上国の多くは深刻な経済問題に直面している。本講義ではその解決方法を探る。すなわち、どのようにしてインフレや国際収支赤字を克服し経済を安定させるか、どのようにして経済発展と環境問題との調整をはかるか。途上国の実情を理解し、データを分析し、コンピュータ・モデルを作り、シミュレーションを行い、問題解決のための経済政策を作り出していく。 |
講義計画 | 1.イントロダクション: 途上国の発展と貧困の諸相 2.貧困の悪循環と所得分配 3.近代的経済成長と成長理論 4.開発途上国と世界経済の動向 5.人口増加と経済発展 6.農業から工業への資源移動 7.国際経済学と経済発展 8.途上国援助I:伝統的援助 9.RMSMモデル 10.ファイナンシャル・プログラミング・モデル 11.途上国援助II:構造調整、貧困削減、制度構築 12.政府と市場の役割 13.環境問題、グローバライゼーション |
評価方法 | 定期試験を中心とする。出欠状況も加味する。 |
テキスト | 第1テキスト:トダロ・スミス(2004)、岡田靖夫訳『トダロ・スミスの開発経済学』国際協力出版会、英文第8版の訳。 第2テキスト:速水佑次郎(2000)『新版開発経済学』 |
その他 | メッセージ:途上国の経済発展政策からは、先進国を含めた人類全体の経済発展の流れが見えてきます。 |