南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
遠藤 宏一
講義題目 [公共政策領域]
地方財政論
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
講義内容  研究指導Iにおいては学生が個別研究テーマを選択する上で必要な基礎知識とスキルを指導する。とくに、問題の把握と解決するための政策の立案に関するスキルの向上をめざす。また、基礎知識を深めるために必要な文献その他の資料の収集と分析、フィールドワーク等に必要なリサーチスキルの習得と深化を目的とする指導を行う。
講義計画  地域開発のあり方を地方財政の観点から考察し、事例研究を通じて最適な政策立案と提言を行う。

 戦後日本の地域(開発)政策、あるいはさらに広く産業・経済政策の施策体系・手段は、目的意識的な成長政策の推進を背景にし、次第に包括的な計画行政システムとして確立してきた。それは今日、〈全国計画−地方計画−都道府県「総合計画」−特定地域計画−市町村「総合計画」〉といった重層構造の計画体系が定着しているが、その実施主体の中心は地方自治体を主として、またその基本手段は「社会資本充実政策」に代表される公共投資等の財政である。
 本演習はまず、戦後日本におけるこうした地域(開発)政策システムの形成と展開をトレースし、その上で地域政策の今日的課題を解明する。
評価方法 出席と積極性、期末のレポートによる。
テキスト 遠藤宏一『現代地域政策論』大月書店、1999年。その他の参照文献は随時指示する。
その他