南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
伏見 正則
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
講義内容 最適配置の数学モデルの紹介から始める。離散的なモデルから連続的なモデルまで数学モデル、解法のアルゴリズム、実際の施設配置の例をあげて解説する。解法は数理計画法によるもの、計算幾何学によるものと種々あるが、これらをプログラムとして提供し、受講者に実際のデータを与えて、最適配置の計算を行なってもらう。これによって、実際問題を定式化し解法を考案する実践的な能力を養成する。最適配置研究の分野で主に使われる数理科学的手法は、解析学、ユークリッド幾何学(計算幾何学)、積分幾何学、離散数学(組合せ数学)、計画数学、確率・統計、などである。これらのうち、学部教育で学んだ知識については、それらを活用することによって、十分な応用能力を身に着けるようにし、積分幾何学などのように未修の分野については、現実的な問題との関連を重視しながら講義する。
講義計画 第1回:最適配置研究分野の概観と本授業の予定について
第2回−第3回:種々の配置決定モデルについて
第4回−第7回:都市平面における最適配置問題
第8回−第10回:高層ビルに係る最適配置問題
第11回−第12回:その他の最適配置問題
評価方法 授業への参加の積極性、レポート、定期試験、などを総合的に評価する。
テキスト 学期初めに指示する。(主として、プリントを配布して使用する。
その他