96706 システム運用工学研究II
|
選 |
|
春学期 秋学期 |
|
2 |
|
2・3 |
|
尾= 俊治 高見 勲 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス(秋)、サテライトキャンパス(春) |
講義内容 | システム運用工学特殊研究Iに引き続き、オペレーションズ・リサーチやシステム工学などの社会や組織、また生産システムや制御システムを運用するための工学的な諸問題をテーマに講義を行なう。情報収集能力、外国語文献の読解力を養成するとともに、それらの内容を的確に発表する能力も養成する。 |
講義計画 | システム信頼性理論およびシステム保全性理論について講義する。最も一般的な仮定のもとでシステム信頼性モデルの解析を試みる。さらに、それらの解析結果よりより広い評価尺度を求める。システム・アベイラビリティ・モデルについても学ぶ。システム保全性理論については、年齢取替モデル、発注取替モデル、および点検モデルについて最新の成果を学ぶ。テキストおよび最近の学術論文を用いて講義する。 さらに、システム制御理論について講義する。現実的なシステムの制御を行う上で重要である、非線形および特性変動を伴うシステムに関する制御理論を講義する。拡張カルマンフィルタ、適応制御、スライディングモード制御、ロバスト制御(H2制御、H∞制御、μ設計法)に関し、具体的な応用問題を踏まえた上で、最新の成果を学ぶ。テキスト及び最近の学術論文を用いて講義する。 |
評価方法 | 出席、討論、口頭発表および提出予稿等により総合的に評価する。 |
テキスト | Shunji Osaki, Applied Stochastic System Modeling, Springer-Verlag, Berlin, 1992. Shunji Osaki (Ed.), Stochastic Models in Reliability and Maintenance, Springer-Verlag, Berlin, 2002. Hoang Pham (Ed.), Handbook of Reliability Engineering, Springer-Verlag, London, 2003. および学術論文 システム制御に関しては開講時に指定する。 |
その他 |