00013 宗教論[H・F] 宗教論[E・B・J]
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1 |
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柳澤 田実 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | |
副題 | |
授業概要 | 人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。そのために、現代世界の社会や文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教がもつ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現象の分析を通じて、宗教がもつ文化的・社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを修得することを目指す。 |
学修目標 | この講義は、宗教が関わる幾つかの中心的なテーマをできるだけ一般的な言葉によって据え直すことを通じて、神を信仰するという人類の営為について考察することを目的としています。その際に、とりわけ人間が超越的なものに持つ漠然とした感覚(聖なるもの、崇高なもの)や、日本人が日常的に行っている宗教的な儀礼や習慣、また現代の社会が直面している様々な問題を重要視し、こうした身近で現代的な主題・問題においてキリスト教を中心とした諸宗教の内容を学びながら、宗教が人間の生の営みと常に共にあることの意味を考えたいと思います。 |
授業計画 | 1.聖なるもの/崇高なもの 2.光と聖なるもの 3.美しいものへの憧れ 4.祝祭 5.「他者」 6.歓待 7.犠牲・暴力・受難 8.喪・記憶 9.証言・聖典 10.共同体の形成 11.愛/共感は可能か 12.宗教・全体主義・権力 |
評価方法 | 期末レポートと出席。リアクション・ペーパーの提出状況も加味します。 |
テキスト | 毎回プリント資料を配布。視聴覚資料も多用。 |
その他 |