南山大学　シラバス検索用

指定	必	期間	秋学期
単位	２	年次	1
担当者	FERRER Joaquin

他の科目との関連
履修対象学科
副題	現代社会における宗教の役割
授業概要	人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。そのために、現代世界の社会や文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教が持つ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現像の分析を通じて、宗教が持つ文化的、社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを修得することを目指す。
学修目標	諸宗教に見る「人間の尊厳」と21世紀、特にビジネスに対する宗教の役割をお互いに学び合う。そして隣国（アジア）における、宗教的・文化的にも豊かなビジネス環境への意識を高め、多様性や宗教に関する価値観などをお互いに学び合い、尊敬し合い、共生する方向を探る。
授業計画	１．はじめに２．諸宗教に見る「人間の尊厳」　　（仏教、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教、他）３．諸宗教とアジアのビジネス環境　　　（日本・中国・東南アジア・他）
評価方法	出席状況、積極的な参加、小レポート、グループ研究と報告などにより総合的に判断する。
テキスト	新共同訳『聖書』（旧約聖書続編つき）また必要に応じて、他の参考文献も使用する。
その他