南山大学

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指定
 選必
期間
 秋学期
単位
 ２
年次
 2〜4
担当者
 唐津　博
他の科目との関連
履修対象学科 全
副題 企業社会における人間と法
授業概要 　本講義では「人間の尊厳」を法との関わりにおいて考察する。そのために、社会生活に欠くことのできない法制度の諸相やその思想的根拠を考察し、「人間の尊厳」が法的にどのように具体化されているかを学ぶ。また刻々と変化しつつある社会情勢において生起してくる様々な人権問題の解決のための法的措置の有効性と限界について学び、これからの法制度や法哲学の課題について検討する。
学修目標 　職業生活におけるコモン・センスとしての労働法ルールのアウトラインを理解したうえで、企業社会のあり方を、「働く人」の観点から問い直し、考えるための基本的知識を習得する。
授業計画 (1)企業社会への参入：募集・採用の法的ルール
(2)労働条件（賃金・労働時間・休暇・人事など）の法的ルール
(3)企業における平等ルール（雇用機会均等法など）
(4)多様な雇用形態（パートタイム労働・派遣労働など）の法的ルール
(5)安全・快適な職場ルール（安全衛生・災害補償制度）
(6)企業社会からの離脱：退職・解雇の法的ルール
評価方法 筆記試験の成績などによって評価する。
テキスト 浜村・唐津・青野・奥田『ベーシック労働法（第２版増補版）』（有斐閣、2006年）
その他