00564 教育・文化における人間の尊厳3
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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VOLPE Angelina |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 文学と映画における人間の尊厳 |
授業概要 | 最近のある文学や映画は、人間は単なる快楽としての、あるいは暴力を振りながら自分のエゴを満足させる非理性的な生き物として紹介している。これに反してこの講義では、人間を尊厳のある神秘的な存在として扱ういくつかの作品を紹介する予定である。 |
学修目標 | 情報に溢れるこの社会の中で、人間の価値を守る作品を見極める批評的な洞察力を養なってもらいたい。 |
授業計画 | 1.O.ワイルドの童話を通じて快楽と幸せの違いを考える。 2.O.ワイルドの「レディング獄舎の歌」を通じて犯罪とその矯正可能にまつわる問題を考える。 3.C.S.ルイスの「悲しみを見つめて」を通して苦しみの意義を考える。 4.映画「おばあさんの家」を通して物質的な幸福と心の貧しさを考える。 5.映画「太陽は僕の瞳」を通して中近東の映画と出会う。 6.学生は自分の好きな作品を紹介する。 |
評価方法 | 定期的小論文と期末のレポートの成績による。 |
テキスト | A.ヴォルペ「声・人間とその魂」(ドン・ボスコ社 1996年) |
その他 |