南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1
担当者
中嶋 忠宏
他の科目との関連
履修対象学科 経営
副題 言葉の文法から文化の文法へ!
授業概要 春・秋学期を通じて、ドイツ語の基本的な文法知識や語法を学び、ドイツ語の運用能力を習得していくが、その際に常に重視したいのが、言語の背景にある文化という視点である。ドイツ語の文法学習や読解が、たんなる文法規則や語法の習得に終わらないように留意しながら、ドイツ語を話す人たちの社会、歴史、文化、生活様式などにも目を向けて、ドイツ人の考え方やドイツ語的な発想の仕方をも学ぶ。それが言葉の文法から文化の文法へということである。そこにこそ外国語を学ぶ意義があるのだ。
学修目標 春・秋期を通してドイツ語文法の基礎を体得し、基本的な解釈力・表現力を涵養する。他外国語をすでに修得していれば初心者であっても、一年間の講義でゲルマン系言語としてのドイツ語の概略はほぼ理解できるはず。教室では口頭による文型練習を重視するので、予習・復習をしたうえで、授業には欠かさず出席すること。
授業計画 ドイツ語I文法・講読:動詞に関しては、現在時制の人称変化をマスターし、さらに話法の助動詞を含む複合的な動詞の用法を学ぶ。名詞の格変化や形容詞の付加語的用法の場合の格変化を学び、ドイツ語の基礎知識と運用能力を習得する。
ドイツ語II文法・講読:副文や不定詞句を用いた文構造あるいは受動文にも慣れ、また過去形・完了形・接続法の動詞形態を理解することによりドイツ文法の全容を理解することを目指す。
評価方法 毎回の授業を重視し、授業への出席状況、授業中の学習態度、定期試験の成績により、ドイツ語への到達度を総合的に評価する。
テキスト 学年開始までに使用教科書を指示するので、掲示に注意すること。
その他 ドイツ語辞書・参考書等については初回の授業で紹介する。