南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
生野 芳徳
他の科目との関連
履修対象学科
副題 4学期めのドイツ語:読解力を中心として、ドイツ語の運用能力を高めるためのコース。
授業概要 基礎文法の知識は、春の学期でしっかり固めたことを前提として、ドイツ語文の具体的な読解の練習に重点を置きます。ただし、春学期と同様に、口頭での練習も引き続き行います。文法的には、特に文の比較的複雑な文構造をしっかり把握でき、かつ能動的にも同程度のドイツ語で表現ができるように、和文独訳の練習も行います。
学修目標 具体的には、ドイツ語の現代小説(たとえば、数年前ベストセラーになったシュリンクの『朗読者』)や、インターネットで配信されている Deutsche Welle のニュースなど、あまり癖のない現代語の文章を、辞書を用いて正確に理解することができる段階に達することが目標です。目安としては、ドイツ語検定試験2級の問題も辞書を使って、時間をかければ解くことができるドイツ語力を身につけることです。
授業計画 対象とするテクストは、参加者の興味に応じて選ぶことにします。比較的平易なドイツ語でかかれた物語、小説など、あるいは評論、エッセイなどが考えられます。
最初の時間には、参加者の基礎能力を確認するために小さなテストを行います。
授業は、テクストの読解に重点をおきますが、毎回、音読と聞き取りの練習、和文独訳などの練習を行います。
評価方法 学期中の小テストと学期末試験に基づいて評価します。
テキスト プリントで配布します。
その他 授業中にも時々利用する予定ですが、NHKテレビの「ドイツ語会話」、ラジオの「ドイツ語口座」をぜひ利用してください。初歩的な文法の復習のためにも、また普通のテンポで話されるドイツ語(インタヴューなど)を聞くためにもよいチャンスです。