06122 異文化の理解2、3
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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杉下 かおり |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 文化人類学とアフリカ |
授業概要 | 文化人類学は、異文化の理解を中心的な課題とする学問です。本講義は、特に西洋や日本の人類学者によるアフリカ研究を紹介します。具体的には、妖術や精霊といった非科学的な観念に基く社会現象に注目します。このような現象を通して、アフリカの複雑な意味世界を探訪すると同時に、人類学的な異文化理解の根拠と背景について考察します。 |
学修目標 | 1.文化人類学の問題意識を批判的に学ぶ。 2.異文化(アフリカ)の理解と平行して自文化(日本)に対する洞察を深める。 |
授業計画 | 下記の標題に沿って授業を進める予定です。 1.文化人類学の歴史──理解する「西洋」と理解される「非西洋」 2.日本の西洋化・近代化と文化人類学 3.異文化としてのアフリカ──「未開」の烙印 4.妖術と精霊をめぐる意味世界 5.科学と非科学のはざま──「伝統医療」の展開 6.異文化理解を越えて |
評価方法 | 学期末にレポートを提出して下さい。課題と必読文献を指定します。平常の取り組みを評価するため、講義時間中に小論を書いてもらうこともあります。 |
テキスト | 教科書は使用しません。学期始めに参考文献リストを配布します。 |
その他 |