南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
宮沢 千尋
他の科目との関連
履修対象学科
副題 アジアとの出会い
授業概要 アジア諸国、特に儒教、大乗仏教、漢字文化という共通点を持った日本、中国、朝鮮、ベトナムは19世紀に西欧列強の武力を伴った「西欧の衝撃」を受け、植民地化の危機に直面した。これらの国々がどのような対応を取ったかを比較・検討してみたい。
学修目標 中国や朝鮮半島の人々がなぜ日本に怒りをぶつけるのか、日本の学生と彼らとの間に基礎知識、認識の違いがあることを理解し、自分なりの考え方を持つようにする。

【講義計画】(1) 「伝統的な」「東アジア小農社会」
(2) 「西欧の衝撃」への対応 日本の場合  「民権」から「国権」へ。どこでまがちゃッたのか
(3)             中国の場合  「世界の中心」にして「ただ一つだけの花」
(4)             朝鮮の場合  「本家中国より、まじめに儒教やってます」
(5)             ベトナムの場合「20世紀の10年代まで科挙やってました」
(6)             儒教に関する映画鑑賞
授業計画
評価方法 小レポート、試験
テキスト 講義中に指示する
その他 出席は取らない。教室は友人との待ち合わせの場所ではない。