06732 文学をめぐって2
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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美濃部 重克 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ことばによって〈他者〉を生きる |
授業概要 | 小説や詩を読むよろこび、さらに考えるよろこびを充分に味わいつつ、テキストのより確実な理解と様々な解釈の可能性を知ることで、読むことの奥行きを体験する。よりゆたかな〈読み〉を追求することで、さらに近代の人間と社会をすぐれて表現されたものとして考察してゆく。 |
学修目標 | (1)文学テキストの入念な読みを通して文学の面白さを実感させること (2)作品に即したテキスト分析をしてみせることによって受講生の想像力と思考力を涵養すること (3)分析を通して作品にひそむ自己発見その他の主題を鮮明にあぶり出し、受講生がそれについて考えるきっかけを持つようにすること、以上の三点を目標とする。 |
授業計画 | 1 導入 2 作品読解 3 分析批評 4 まとめ なるべくわかりやすく、具体的に作品本文を読み解いていく。重要な箇所を随時ページ数で指摘するので、テキストは指定のものを用意すること。 |
評価方法 | 定期試験により評価する。欠席過多を適用する。 |
テキスト | 泉鏡花『春昼』『春昼後刻』 川端康成『雪国』 安部公房『砂の女』 いずれも新潮文庫 |
その他 |