南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
鈴木 貴之
他の科目との関連
履修対象学科
副題 現代科学技術の諸問題
授業概要 日本の近代化に果たした科学の意味をさまざまな視点から展望する。モダン(現代・近代)の科学科の基盤となる「科学革命」について、「宗教革命・市民革命・産業革命」の関連で触れ、その科学の現代的意味と本来持つ科学の質に各人が気付きつつ、自覚的に探求する。日本における西洋近代科学の受容の意味を考察する。モダンの推進力となり得た「学問」としての科学の非日常性と「実生活」としての科学文明の日常性を意識化する。日本や世界の自然観やライフスタイルにいかなる影響を及ぼしているか、今の日本の大学人や識者の役割を検討する。
学修目標 現代の科学技術が生み出した諸問題について考えることを通じて、われわれは科学技術にどのように関わっていけばよいのかを考える。
授業計画 現代に生きるわれわれの生活は、科学技術によって飛躍的に豊かなものになった。しかし、科学技術の発展は、それと同時にさまざまな問題を引き起こした。この授業では科学技術にかんする以下のような話題を取り上げ、そこにはどのような問題があるのかを考えてみたい。

1 イントロダクション
2 環境破壊
3 地球温暖化
4 資源の枯渇
5 公害
6 原子力発電
7 遺伝子操作
8 医療技術
9 動物実験
10 情報化社会
11 科学技術と戦争
12 科学と社会の関係
13 まとめ
評価方法 学期末に行う筆記試験の成績に、各回に提出してもらうコメントの評価を加味する。
テキスト 特定のテキストは使用しないが、授業の中で参考文献を適宜紹介していく。
その他