南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
藤本 温
他の科目との関連
履修対象学科
副題 哲学と倫理をめぐる諸問題
授業概要 哲学者は倫理に関してさまざまな考え方を提示してきました。本講義では、「徳は必要であるか?」「正義とは何か?」「目的は手段を正当化するか?」「倫理的ジレンマをどのようにして解決するか?」といった諸問題について、環境問題や生命倫理、工学倫理の事例を用いて考察します。講義は、事例分析の他に、関連する哲学者の著作の読解と解説および討論を交えて進めます。
学修目標 哲学の基本問題に触れ、考え、討論することを通して、さまざまな社会問題や難問を解きほぐして、他者に説明し説得するための基礎能力を養う。
授業計画 1.  哲学とは?倫理とは?
2〜4.徳は必要であるか?−義務論、功利主義との対比から
5〜7.正義とは何か?−アリストテレス、ロールズ、ノージック
8〜10.目的は手段を正当化するか?本当の価値とは何か?
11〜13.倫理的ジレンマをどのようにして解決するか?−倫理問題の解決法
14.  まとめ
評価方法 毎回のワークシート(小レポートを含む)の提出と、期末試験(持ち込み不可)によって評価します。ワークシート等の平常点を重視します。
テキスト 毎回、ワークシートと資料を配付します。
その他