南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
加藤 晴明
他の科目との関連
履修対象学科
副題 〜身近なメディアから読み解く現代社会〜
授業概要  社会一般や社会学一般ではなく、現代社会の中でもっともスリリングでダイナミックな展開を遂げつつある“メディア社会の成熟”に焦点を当て、それを読み解くための社会学的なキーワードや説明フレームを提示する。とりわけ身近でパーソナルなメディアとしての電話・ケータイやインターネットを中心に、メディア・現代的な人間像・社会関係の変容を講義する。受講者が、“自分のこと”として現代社会を考える場を提供することを目指している。
学修目標  マスコミや個人メディア(電話やインターネット)に興味をもってもらい、その社会・文化・人間に対する影響を考える契機を提供することを目標にしている。メディア社会を読み解くキーワードや視点を学ぶことで、現代社会を生き抜いていく知的な技法を身につけてもらいたい。
授業計画  教科書『メディア文化の社会学』に沿って展開する。
1回〜4回:社会とメディア(マスメディアと情報的現実/広義と狭義の情報化/自己の情報化/メディア社会を読み解くための社会学理論など)
5回〜8回:電話メディアと人間・社会(昔の電話からケータイまで)
9回〜12回:インターネットと人間・社会(BBS、ブログ、メール論など)
13回:まとめ〜メディア・人間・社会〜
※回数は、一応の目安である。
評価方法  基本的には、試験で評価する。講義中にミニ課題を書いてもらうことがあり、試験評価に加点している。履修者にもよるが、インターネットをつかったミニ課題提出なども試みている。
テキスト 加藤晴明著『メディア文化の社会学』福村出版、2300円
その他 加藤晴明研究室ホームページに講義概要の詳細が掲載されている。
URL:http://www.cnc.chukyo-u.ac.jp/users/hkato/(Yahooなどで氏名検索が可能である)
加藤研究室のインターネット放送局URL:http://media.sass.chukyo-u.ac.jp/aura/