07311 スポーツ科学論1
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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寺田 邦昭 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | スポーツと人間 |
授業概要 | スポーツと人間との関わりについて、人文・社会・自然科学の立場から解説する。先ず人文科学的視点からは、古代のスポーツや古代オリンピック、近代スポーツの成立過程や近代オリンピックの誕生とその推移などについて、また、社会科学的立場からは、スポーツと政治の関係やスポーツの商業化、アマチュアリズムの発生とその崩壊などについて、そして、自然科学的立場からはスポーツと身体諸機能との関係について考える。 |
学修目標 | たかがスポーツと言われる。されどスポーツは、人とともに歩んできた長い道程の中で、私たちに様々な影響を与えてきた。とりわけ、スポーツが大衆化した現代では、私たちの日常生活に深くかかわりを持つに至った。 本講では、それらスポーツと人間との関係について、人文・社会及び自然科学的視点から解説を加えることにより、スポーツに対する理解度を高めることをねらいとする。 |
授業計画 | 第1週から最終週まで、以下のテーマについて扱う。 1.スポーツとは(プロ野球はスポーツと言えるか)2.スポーツの発祥(原始・古代のスポーツを振り返る)3.近代スポーツ誕生(中世・近代のスポーツ事情)4.スポーツと国民性(日・英・米のスポーツを比較する)5.近代オリンピック(誕生から100年余を辿る)6.アマチュアリズムの推移(その発生から崩壊まで)、7.スポーツと政治(国威発揚など政治的利用)、8.冠大会の抱える諸問題(商業化の実態と功罪)、9.スポーツマンシップの危機(勝利第一主義の行方)。10.スポーツと運動神経(運動音痴は存在するか)、11.トレーナビリティ(駄馬は鞭打てども駄馬か)、12.スポーツと健康(省力化社会を生き抜くために)、13.スポーツと障害(過ぎたるは及ばざるが如し)14.スポーツとあがり(あがりとその防止策) |
評価方法 | 筆記試験およびレポート、出席状況等により評価する。 |
テキスト | 授業用の資料はプリントして配布する。また、各週毎の講義内容は学内ホームページに掲示する。 |
その他 |