南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜3
担当者
黒沢 浩
他の科目との関連 博物館学III、博物館実習、教育原論A、視聴覚メディア論、生涯学習論
履修対象学科
副題
授業概要  大学において学芸員資格の取得を目指す者は、法律で定められた「博物館に関する科目」を修得し、卒業条件とする。そのうち、博物館学は基幹となる必修科目の一つであり、履修計画の初期に受講することが望ましい。
 この講義では、将来博物館学芸員として博物館を運営していくときに必要とされる、博物館の基本原則からはじめ、博物館の歴史、社会における博物館の位置づけ、そして現代の博物館が抱える問題について解説する。
学修目標  以下のことの修得を目標とする。
1) 博物館のあり方に関する理念
2) 博物館学芸員として活動するための基礎知識
3) 博物館運営のための方法論
4) 博物館の抱える諸問題についての理解
授業計画 1、博物館に関する総論(博物館学概論)
2、博物館の歴史(博物館史)
3、社会の中の博物館(博物館社会学)
4、現代の博物館の問題点
評価方法 資格にかかわる講義であることから、試験を厳格に実施する。また、特に出席を重視し、出欠状況は成績に反映されるので注意されたい。毎回、出欠席を点検し、欠席過多者は期末試験を受けさせない。
テキスト 特定のテキストは使わない。関係文献リストを提示し、また必要に応じてプリントを配布する。
その他 「博物館実習」は「博物館学I・II」の単位取得を前提としている。1・2年次で「博物館学I・II」を取得し、3年次以降に「博物館実習」を受講することが望ましい。