南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
その他を
参照
担当者
丸山 徹
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 「日本語という幻想」などという表現を最近よく耳にする。この講義では日本語に多様な相を認めつつ、しかし日本語としての統一を頭から否定することはぜず、空間軸、時間軸のなかの多様な「日本語」に、一方でいかにひとつの統一を見ることができるかを、19世紀来の比較言語学の手法および20世紀の言語類型論の見方を援用しつつ考察する。
学修目標 (主として現代日本語諸方言の考察を通して)「日本語」の多様性について考える。さらに比較言語学や言語類型論の方法を援用しながら、そこにどのような「ゆるやかな統一」が見られるかについての理解を目指す。
授業計画 1、「日本語」ということばの成立
2、日本語の多様性とキリシタンの対応
3、日本語の多様性と「標準語」
4、日本語の多様性と「共通語」
5、比較言語学と日本語
6、言語類型論と日本語
評価方法 授業への参加度、レポート、期末試験
テキスト プリントを配布する
その他 2004生以降は2年秋〜、2000〜2003生は2年春〜。