南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	その他を参照
担当者	林　雅代

他の科目との関連
他学科履修	可
副題	プロブレマティークとしての「青少年」
授業概要	「青少年」に関わるさまざまな問題が、マスコミなどでしばしば取り沙汰されている。本講義では、それらの問題を表面的に取り上げるのではなく、そもそも「青少年」という世代に対して私たちが抱いている前提や、その世代がおかれた社会状況との関連で、「青少年」に関わる諸問題を社会学的に考察していくことを目的とする。その際特に、データや理論の蓄積のある「少年非行」の問題を中心的な例として取り上げていく。
学修目標	「青少年問題」に対する社会学的アプローチを学びながら、「青少年問題」を成立させている社会的なしくみや、「青少年問題」に関する理論的な解釈、「青少年問題」の過去と現在について理解を深めることにより、「青少年問題」の多面的な見方を身につける。
授業計画	（１）「青少年」とは何か（２）「青少年問題」とは何か（３）「青少年問題」の歴史的構築（４）「青少年問題」の社会的構築（５）「青少年問題」に関わる社会的過程（６）「青少年問題」に関わる社会制度の形成（７）「青少年問題」の理論的解釈（１）（８）「青少年問題」の理論的解釈（２）（９）「青少年問題」の理論的解釈（３）（10）子ども期・青年期の変容と社会統制の変容（11）「問題青少年」処遇の現在（12）社会的弱者としての青少年と社会制度
評価方法	学期末試験による。授業時のレポートの提出状況を加味することもある。
テキスト	特に指定しない。参考文献を随時提示する予定。
その他	2004生以降は２年秋〜、2000〜2003生は２年春〜。