南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2
担当者
西脇 純
他の科目との関連
他学科履修
副題 キリスト教の祝祭
授業概要 「秘跡」と呼ばれるキリスト教の主な七つの儀式(洗礼、堅信、聖体[ミサ]、ゆるし、病者の塗油、結婚、叙階)をはじめ、キリスト教のさまざまな祝祭(クリスマス、イースター、聖体行列など)の発展史およびその精神(霊性)を、英語文献を読み進めながら学びます。同時に、それら祝祭のキリスト教文化における位置づけについても考察を試みます。
学修目標 英語によるキリスト教文献の読解力の修得を目指します。
授業計画 講義担当者指定の英語文献を講読します。読解とまとめとを受講者全員で分担し、担当者にはクラスのなかで文献報告をしていただきます。その際、次の諸点に心がけてください。

1) 担当者には、割り当てられた箇所の翻訳をしていただきます。分からない単語や概念は関連の事典・  辞典等で調べておくこと。
2) 発表時間は1人1回20分とします。
3) 発表者は必ずA4用紙の発表原稿(10.5 pt、1行45字程度、1頁45行程度)をワードプロセッサで作成  し、その原稿に基づいて発表してください。
4) 発表原稿のコピーを一部、発表時に講義担当者にお渡しください。

発表後、講義担当者が解説を加えます。
評価方法 演習参加者による文献報告および演習に取り組む姿勢を重視します。期末には、テキスト文献の講読部分のまとめをレポートとして提出していただきます。
テキスト B. McGinn, J. Meyendorff, J. Leclercq(ed.),Christian Spirituality.Origins to the Twelfth Century, New York 1985.

特に、その14章(以下に記す2つの単元)を中心に読み進めます。

P. Meyendorff, Eastern Liturgical Theology, in: Christian Spirituality, id., 350-363.
P.-M. Gy, Sacraments and Liturgy in Latin Christianity, in: Christian Spirituality, id., 365-381.
その他