南山大学

 
指定
期間
通年
単位
Ⅰは4
Ⅱは8
年次
3・4
担当者
西脇 純
他の科目との関連
他学科履修
副題 キリスト教の祝祭
授業概要 「秘跡」と呼ばれるキリスト教の主な七つの儀式(洗礼、堅信、聖体[ミサ]、ゆるし、病者の塗油、結婚、叙階)をはじめ、キリスト教のさまざまな祝祭(クリスマス、イースター、聖体行列など)の発展史を学びます。同時に、それら祝祭のキリスト教文化における位置づけについても考察を試みます。
学修目標 さまざまなキリスト教文献の収集・整理の技術をはじめ、それらの読解とまとめの技術、さらには(卒業)論文作成に必要なモラルとスキルの修得を目指します。
授業計画 受講者は、学期の始まる前にあらかじめ学びたい祝祭(儀式)を具体的に決めておきます(たとえば、クリスマス、ミサなど。儀式に伴う音楽[典礼音楽]についての研究も歓迎いたします)。学期開始と同時に、そのテーマを講義担当者に報告し、テーマについてのアドヴァイスを受けます。その後、テーマに沿った複数の文献を収集・整理し、読み進めます。受講者には全員に、クラスのなかで定期的に文献報告(発表)をしていただきます。その際、次の諸点に心がけてください。

1)発表時間は1人1回20分とします。
2)発表者はA4用紙4〜5枚からなる発表原稿(10.5pt、1行45字程度、1頁45行程度)を作成し、その
  原稿に基づいて発表してください。
3)発表原稿のコピーを一部、発表時に講義担当者にお渡しください。
4)発表者はレジュメ(発表要旨)を作成し、発表時に講義担当者および演習参加者全員に配布してくだ
  さい。

発表後、発表者のさらなる研究の一助となるよう、発表されたテーマについてクラス内でディスカッションいたします。
評価方法 演習参加者による定期的な文献報告(発表)ならびに討論での発言を重視いたします。各期末には、文献報告のまとめをレポートとして提出していただきます。
テキスト 受講者と講義担当者との協議の上、個別に指定いたします。
その他 研究プロジェクトについては個別指導もいたします。