南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
大塚 達朗
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 考古学が明らかにした世界−縄紋人とドングリ、弥生人と稲、古墳時代の大王とごちそう、律令国家の天皇と貢物、etc.
授業概要 本学科生は、3・4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければなりません。2年次の基礎演習は、そのための準備講座です。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式をとります。
学修目標 1年次の基礎演習で学んだ技法を応用し、ある特定の学問領域における問題発見法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを身につけます。
授業計画 考古学では遺跡を発掘して、出土した土器や石器が細かく分析されてきた。また、動物遺存体・植物遺存体が細かく分析されてきた。それらの研究が何故必要なのか、そして、それらの研究からどのような世界が明らかにされているのかなどを受講生それぞれが考えるのがこのゼミの基本計画である。発表、ディスカッションなどを通じて考古学の理解を深める訳であるが、関連分野としての文化人類学の知識がどのように有効なのかを学ぶことも予定されている。また、人類学博物館も利用しながら、考古学的思考と文化人類学的知識の総合化という領域にも議論が及ぶように計画している。
評価方法 出席状況・演習中の態度と、講義中に課するアンケート・小レポートと、学期末レポート等から、総合的に判断する。
テキスト 資料を作成して適宜配布する。
その他