22123 人類文化学演習I、II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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SAGAYARAJAntonysamy |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 「エスニシティと暴力」南アジアのエスノナショナリズムと集団的暴力 |
授業概要 | 民族紛争が現代の重要な現実であることは、それが至るところでおこっているだけでなく、次第に激しく、次第に頻繁になっていることからも確認できます。最近の情報では、48の国が何らかのエスノナショナリズムの紛争を抱えています。そうした紛争の多くが暴力、殺人、放火、建物の破壊を含んでいます。民族紛争のために多くの人々が住む場所を失い、近隣の国の難民キャンプに身を寄せるという事態もしばしば起こっています。テロリズムや反テロリズムにあらわれているとおり、破壊の技術は国境を越えて国際化しています。これはアダム・スミスやインマニュエル・ウォーラーステインらが予想していなかった、現在の自由市場資本主義体制と遠距離交易の一面なのです。 |
学修目標 | 授業では、幅広い比較の視点から、具体的事例と理論研究をとおして、民族紛争の複雑な本質を研究し、理解することを目指します。 |
授業計画 | ・現代のエスニシティとエスニック・アイデンティティの言説 ・エスニック暴動の特性とエスニック群衆 ・暴力の日常化と儀礼化 ・インドとスリランカのエスノナショナリズムの事例研究 |
評価方法 | 出席、期末試験、レポートなど |
テキスト | 未定 |
その他 |