22446 言語分析
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青柳 宏 |
他の科目との関連 | 人類文化・日本文化学科開講「言語学概論A・B」で言語学の基礎を、共通教育外国語科目「韓国・朝鮮語I・II」でハングルの読み書きの基礎を学んでいることが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 日韓対照言語学 |
授業概要 | 最近の「韓流」ブームの影響で一気に学習者の増えた韓国語であるが、日本語話者にとって韓国語は、その日本語との類似性から、最もとっつきやすい言語である反面、微妙な違いもあり、初級の段階を超えるのは意外に困難である。 本講義では、特に日韓語の音声面、構文面の違いを言語学的なアプローチから浮き彫りにする。 |
学修目標 | 1.日本語話者に間違えやすい韓国語の発音や構文と韓国語話者に間違えやすい日本語の発音や構文がなぜ存在するのかを認識する。 2.日韓両語が世界の言語の中でどのように位置付けられるかを知る。 |
授業計画 | 日韓両語について、つぎのようなトピックを順次取扱う予定である。 (i)音声と音韻(例:濁音と清音vs平音、激音、濃音) (ii)音節構造(例:“パッチム”とは何か) (iii)形態(例:複合動詞の作り方) (iv)構文(例:受身と使役) |
評価方法 | 期末テスト、小課題、クラスへの貢献度などを総合的に加味して評価する。 |
テキスト | 各種書籍、論文のプリント。 |
その他 | 本講義は、留学生別科開講科目「Japanese Linguistics 3」との相互乗り入れ科目である。したがって、講義の一部が英語や韓国語で行われることがある。 |