南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
鈴木 貴之
他の科目との関連
他学科履修
副題 科学技術と文化
授業概要  科学技術は、自然にかんする知識や文明の発展をもたらしただけでなく、われわれの文化や思考にも大きな影響を与えてきた。科学技術が高度に発達した未来の世界を描くいわゆるSF映画は、科学技術が文化に与える影響について考える格好の題材である。この授業では、SF映画をとおして、科学技術と文化にかんするさまざまな問題について考えてみたい。
学修目標 科学技術の本質や、科学技術が文化に与える影響についての理解を深める。
授業計画 1 イントロダクション
2 「フランケンシュタイン」とバイオテクノロジー
3 「マトリックス」とバーチャル・リアリティ
4 「トータルリコール」と人格の同一性
5 「マイノリティ・リポート」と自由意思
6 「2001年宇宙の旅」と人工知能
7 「AI」と感情
8 「惑星ソラリス」と他我問題
9 「未知との遭遇」と他者理解
10 「ブレードランナー」と人格
11 「ガタカ」と優生学
12 「インディペンデンス・デイ」と倫理の限界
13 まとめ
評価方法 学期末に行う筆記試験の成績に、各回に提出してもらうコメントの評価を加味する。
テキスト 特定のテキストは使用しないが、授業の中で参考文献を適宜紹介していく。
その他