南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
谷口 佳津宏
他の科目との関連 「哲学A1」もあわせて履修することが望ましい
他学科履修
副題 スピノザとライプニッツ
授業概要  西洋近世哲学の全体的な流れをおさえたうえで,そのうちの大陸合理論とよばれる思想に焦点をあてて解説する。大陸合理論ではデカルトを欠かすことはできないが,デカルトの哲学については共通教育科目の「哲学A1」で詳しく取り上げる予定なので,関心のある向きは是非そちらも受講されたい。本講義では,時間の関係上,デカルト以後のスピノザとライプニッツの哲学を中心に講述し,時間があれば,パスカルやマルブランシュの哲学にも言及する予定である。
学修目標  近世哲学史の基礎知識を習得し,哲学的思考のためのツールを培う。
授業計画 1.近世哲学の出発点
2.近世哲学の流れ
3.大陸合理論の特徴
4.スピノザの生涯
5.スピノザの著作
6.汎神論
7.自由と必然
8.ライプニッツの生涯
9.ライプニッツの著作
10.モナドロジー
11.弁神論
12.パスカルの哲学
13.マルブランシュの哲学
14.まとめ
評価方法  非論述式,持込不可の筆答による期末試験によって評価する。なお,5回以上欠席した者(遅刻を含む)には,原則として,受験資格は認められないので注意すること。
テキスト プリントを配布する。
その他