南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	春学期
単位	２	年次	3・4
担当者	吉田　竹也

他の科目との関連	「文化人類学概論Ａ，Ｂ」をはじめ、文化人類学系の科目を複数既習のこと。また、言語学や考古文化史系の若干数の科目を既習であることが望ましい。
他学科履修	可
副題
授業概要	この授業では、「文化」概念をめぐる基本的な論点を確認しつつ、文化人類学やその周辺領域における文化をめぐる諸研究の中から、２、３の論文（日本語）をテキストとして取り上げ、テキストを批判的に読み込む作業を通じて、文化理論に関する認識・知識の深化をはかっていく。いわば講義半分、演習半分の授業だと考えてほしい。
学修目標	既存の文化理論研究を回顧し、また批判的に検討する作業を通じて、文化を論じる上で重要なポイントを把握するとともに、文化について論理的に思考する姿勢を習得する。
授業計画	１．議論の出発点２．文化の誕生３．文化の理論化４．広義の文化と狭義の文化５．構造主義６．認識人類学７．解釈人類学８．文化の社会性９．構築主義１０．総括４以下の主要な文化理論についての解説は、場合によっては一部省略することもありうる。また、たとえば伝播論、文化構築主義、カルチュラル・スタディーズなど、ここで挙げていない理論的立場について解説したり、そうした立場の研究をテキストとして取り上げたりする可能性もある。
評価方法	出欠状況、受講態度、大小のレポート、期末試験を総合的に評価する。
テキスト	受講生が少なければ、できるだけこちらで用意し配布する。多数の場合は、購入していただくかもしれない。いずれの場合も、講義がはじまってからあらためて説明する。
その他