22631 人類文化学特殊講義 (アフリカの社会人類学)
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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石原 美奈子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | アフリカの宗教と社会 |
授業概要 | ヨーロッパ人は、アフリカ諸国を植民地支配するにあたり、アフリカの人々がどのような宇宙論・世界観をもっているのか、何を信仰対象としているのかについて、特別の関心を抱いた。そのような関心の高さを反映して、1930年代以降人類学者は、アフリカの宗教に関する民族誌を数多く著してきた。講義では、いろいろな民族誌を事例にあげながら、これまでアフリカの宗教をめぐってどのような議論がおこなわれてきたのか、について考察していきたい。 |
学修目標 | 20世紀のアフリカの社会人類学の流れを学んだ後に、供犠・精霊憑依・改宗など、これまでアフリカの社会人類学のなかで宗教と社会に関して注目されてきたテーマについて考察する。さらに、アフリカ諸社会による世界宗教(イスラームとキリスト教)の導入・受容に関するこれまでの研究動向について概説する。 |
授業計画 | 1.アフリカの社会人類学の歩み 2.供犠 3.精霊憑依 4.改宗 5.イスラームと商業 6.植民地支配とキリスト教 7.宗教と政治 |
評価方法 | レポート |
テキスト | 適宜紹介する。 |
その他 |