南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
CALMANO Michael
他の科目との関連
他学科履修
副題 "How To Make A Curriculum" or "Curriculum As A Special Case of Human (Political) Decision-Making"
授業概要 アメリカ合衆国の教育学者Ralph W. Tylerの著書を中心にして、教育課程作りの理論的な基礎を検討する。Tyler理論の主なポイント(学校教育の教育目標設定、学習の達成に役立つ学習経験の選択、学習経験の組織、教育課程の効果の評価)を紹介しながら、日本の学校教育の問題点について考える。
学修目標 提供される情報(プリント)に授業中で取り組み、それに関する自分の意見や考え方を教室で述べることとともに、自由に選べられるテーマに関して適切な文献(情報)を集め、整理し、自分の意見を加えてひとつのレポートにまとめ上げることは、この授業の狙いだ。
授業計画 英語で書かれている文章を教材に使うこともあるが、講義は日本語で行う。授業の大半はTylerの著書の日本語訳を題材にする(多少一方的な)講義になるが、履修者からの質疑に応答できる、ディスカッションを含むクラス運営を行う予定。
評価方法 授業への出席参加を合格の必要条件とする。講義内容を対象とする筆記試験は行わないが、授業の内容に関連するテーマを取りあげる学期末のレポートは、授業参加に与える基本点とともに、成績を決める基準となる。
テキスト 共通のテキストは使わないが、参考文献として以下の本を薦める。
(1)Ralph W. Tyler著、金子孫市監訳、「現代カリキュラム研究の基礎 − 教育課程編成のための」。社団法人 日本教育経営協会、1978年。
(2)安彦忠彦 編、「新版 カリキュラム研究入門」、勁草書房、1999年
(3)山口満 編著、「現代化カリキュラム研究、第二版」、学文社、2005年
その他