南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
脇田 貴文
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 心理学では、経験を通して以前には見られなかった行動や知識、態度、考え方が身につく過程をすべて「学習」と呼んでいる。つまり、人間の行動はその大部分が学習によって獲得されるといってよい。この授業では、そうした学習のさまざまなメカニズムについて紹介する。
学修目標 学習によって人間のさまざまな行動・態度・考え方が形成・維持・変容する過程について理解することを目的とする。
授業計画 授業では、学習生起のしくみ、学習指導の具体的な方法、学習における教授者と学習者の問題等について解説を加える。取り上げるトピックスとしては以下のようなものがあげられる。
(1)学習のメカニズム
(1)初期学習(初期経験)
(2)条件づけ
(3)試行錯誤と洞察
(4)社会的学習
(5)言語と概念の学習
(2)学習指導の方略
(1)機械的記憶、プログラム学習、有意味受容学習
(2)発見学習、協同学習、オープン・エデュケーション
(3)学習と個性
(1)動機づけ
(2)学習の個別化
(3)情動のコントロール、原因帰属
(4)問題行動と学習
評価方法 定期試験期間中に筆答による論述試験を行なう。また、授業内容にかかわるビデオ教材や配布資料についてのレポート提出を求めることがある。
テキスト 特に指定しないが、授業内で参考文献等を紹介する。
その他