23561 精神保健学
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
3・4 |
|
長谷川 雅雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | こころの健康・不健康について考える。 |
授業概要 | 本年度は、青年期のメンタル・ヘルスに絞って授業を行なう。 青年期は、心理的成長・発展にともなう動揺が生じやすい時期であり、また種々の心の問題が起こりやすいという点で臨床的にも重要な時期である。青年期心性の特徴を臨床的な視座から検討しながら、心の健康について広く考えていく。精神力動的発達論をはじめ、さまざまな臨床的知見を視野に入れながら進めていくつもりである。 |
学修目標 | 青年期に発症する種々の病態に関する臨床的知見に触れることによって、青年期心性の理解を深め、メンタル・ヘルスに対する関心を強めることが目標となる。 |
授業計画 | 青年期に発症しやすい心の病は多くあるが、このなかから境界人格障害や摂食障害、同一性障害などをとりあげ、それらの心理的特徴について述べる。また、精神力動的発達論をはじめ、青年期に関する臨床心理学の諸説もあわせて説明し、青年一般の心理についても考えていく。臨床の実際として、青年期例を対象とした絵画療法についても紹介する予定である。 |
評価方法 | 定期試験(筆記)と出欠席によって評価する。 |
テキスト | 特に指定しない。必要に応じ資料を配布する。 |
その他 |