40081 国際関係論の基礎(日本とアジア)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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中野 涼子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 日本と東アジアの歴史と課題 |
授業概要 | この講義では、東アジアが多様性を保ちながら「緩やかな共同体」を形成していった過程と、それに併う困難を歴史的に概観する。その上で、日本と東アジア諸国の関係について考察し、日本とアジアの関係を読み解くために必要な知識と視角を身につける。また、検証の対象は、この地域に度々かかわりをもってきた国々、特にアメリカ合衆国の役割を含むこととする。 |
学修目標 | 近代における「アジア」認識の高まりと、それに併う関係の発展。衰退(停滞)について説明できること。 日本と東アジア諸国との関係について理解すること。 東アジア地域の特徴を論理立てて説明できること。 |
授業計画 | 1.「アジア」をめぐる構想─「大東亜共栄圏」「アジア的価値」「東アジア共同体」 2.アジアの近代化 9.日本と東南アジア 3.冷戦下の東アジア 10.アメリカ帝国主義 4.冷戦の雪どけ 11.東アジアにおける経済協力 5.冷戦後の東アジア(1) 12.東アジアにおける政治と安全保障 6.冷戦後の東アジア(2) 13.「内なる国際化」─日本における市民権 7.日本と二つの朝鮮 14.東アジアと日本─今後の展望 8.日本と二つの中国 |
評価方法 | 出席、レポート、定期試験 |
テキスト | 適宜、プリントを配布 |
その他 |