40176 開発経済学
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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安原 毅 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | アジア、ラテンアメリカ諸国の経済開発にかかわる問題を解説する。理論的枠組みを重視し、特に標準的な経済学だけでは把えきれない論点を重点的に取り上げる。従って受講者は経済学の基礎的な科目(担当者は問わない)を前もって受講していることが望ましいが、予備必修は特にもうけない。 なお、政府開発援助(ODA)や国際機関の役割といった本来は国際関係学に属するテーマについては、経済学的な視点から説明する。 |
学修目標 | マクロ・レベルの開発政策についての理解を得ることを目的とする。政策を学ぶというとそれだけで中央志向・権威主義だと思う人がいるかもしれない。しかし我々が払う税金が各国で使われている限り、我々は世界の開発を理解し批判する責任がある。難しいことはお上任せにして無関心を決めこむ姿勢こそが権威主義である。 |
授業計画 | I.開発経済学の全体像、マクロ経済学の復習 II.経済成長理論 III.工業化、農工間分業と失業 1.輸入代替工業化と輸出指向工業化 2.ルイス・モデル 3.ラニス=フェイ・モデル IV.貯蓄と投資 1.マッキノン=ショウ仮説 2.貯蓄ギャップ V.貿易と国際収支制約 |
評価方法 | 数回のレポートと筆記テストによる |
テキスト | 安原 毅『メキシコ経済の金融不安定性』(新評論)、他にコピーを配布 |
その他 |