41506 英米の詩
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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橋本 恵 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 文学、さらには文化にみる「龍退治」 |
授業概要 | この科目は、ルネッサンス以降の英米文学の重要な作家(例、シェイクスピア、ディッケンズ)やグループ・運動(例、現代アメリカの少数民族作家たち)を取り上げ、その特質を解明する。方法の力点は、文豪の技法・思想の発展や文学運動を一つの体系として解釈する、作家・作品を社会的背景と関連して新たな視点から見直すなど、担当者により異なる。 多様な文化において、そして時代において産み出された「龍退治」(ドラゴン・クェスト)を主題とした作品を取り上げ、中世から現代に至る「龍退治」の主題の継承と変容をあとづけることによって、文学/文化現象としての「龍退治」(ドラゴン・クェスト)を考えてみようと思う。 |
学修目標 | 英詩の一側面を俯瞰し、英詩の期限と発展を、文化的背景と関連づけて把握できるようにしたい。 |
授業計画 | ヨーロッパの伝承のなかで最も重要とされる「アーサー王物語」ならびに英国の守護聖人であるSt. Georgeの物語から始めて、『ハリー・ポッター』に至る文学作品を考察する。 さらに、文学作品にとどまらず、絵画、音楽、映像メディア、ファミコン・ソフトなどを含めて、「龍退治」(ドラゴン・クェスト)の継承と変容を文学/文化現象として考察する。 考察を深化させる為に、英語圏にとどまることなく、また西欧の文化にとどまることなく、広く、異文化の交流を視野に入れ、言及の範囲を柔軟にとらえて講義を行いたいと思っている。 |
評価方法 | レポートによる評価 |
テキスト | 配布資料 |
その他 |