42513 演習I、II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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3 |
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佐竹 謙一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 基本的には、スペイン黄金世紀の傑作といわれる『ドン・キホーテ』(前編1605/後編1615)の作者ミゲル・デ・セルバンテス(1547−1616)や、フェリペ四世時代の宮廷画家ディエゴ・ベラスケス(1599−1660)の時代に焦点をあて、当時の人々の生活や文学・美術の世界を垣間見ることを目的とする。スペイン史に書かれているスペイン帝国の栄光と凋落の様子とは別に、そこには書かれていない庶民の生活に目を通すことにより、全体像を俯瞰するためである。 |
学修目標 | 最終目標は授業中に発表したことに基づき、卒業論文の構想を練る段階にまでもっていきたい。 |
授業計画 | 上記の目的のために、当時の文学作品を繙いたり、時には美術作品に目を通すこともあるが、授業中に文学作品は輪読せず、上記の目的にかなった重要な箇所についてのみ言及するにとどめる。講義としては、できるだけスペイン語のテクストを使用しながら一緒に考えていくこととあわせて、学期中に数回の発表を行ってもらう。また、学期の終わりにはA4で7枚程度のレポートを提出してもらう。 |
評価方法 | 評価方法は、学期末のレポートおよび授業への参加を重視する。 |
テキスト | 基本的にプリントを使用するが、それ以外にも下記の本を使用する。 『ドン・キホーテ』(岩波文庫) 『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』(岩波文庫) 『浮気な国王フェリペ四世の宮廷生活』(岩波書店) 『バロック演劇名作集』(国書刊行会) 『スペイン黄金世紀演劇集』(名古屋大学出版会) |
その他 |