43551 文献講読
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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鎌田 隆行 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | フランス語専門文献を分析的に読み、多面的な専門知識と教養を身につけ、同時にフランス語の読解能力も高めることを目標とする。 |
学修目標 | Antoine Compagnon, Le d士on de la th姉rie(抜粋)を読む。現在フランスにおいて最も重要な文学批評家の一人と目されるアントワーヌ・コンパニョンは、もともとロラン・バルトの弟子筋にあたる文学者でありながら、バルトに由来するいわゆるテクスト論をはじめとする20世紀後半の文学理論の公準を批判的に再考する作業を本書で行っている。19世紀以来の伝統的な文学研究が金科玉条としてきた文学史や作者の意図といったものを新批評は痛撃したが、そこには過去の意匠に対するいささか安易な否定の身振りがなかったであろうか?コンパニョンの仔細な検証をたどりながら我々もまた20世紀フランスの文学批評の新旧論争が残した課題を考察していこう。 |
授業計画 | 受講生が翻訳作業を行う演習形式の授業である。テキストの正確な翻訳だけでなく、内容についての吟味や意見の提示も行うことが求められるので、各自、積極的な態度で授業に参加してもらいたい。 |
評価方法 | 授業での演習および期末試験 |
テキスト | プリントで配布 |
その他 |